時代によって変わっていく広告はどのような利便性をもっているのか

時代は様々なものを変えていきます。人は手作業による農業から道具を使う農業へ、現在は車両を使っているが、そのうちそれは自動化されるかもしれない。世界を見渡せば多くの国は民主主義国家になっており、言論の自由が保証されているのが当たり前になってきています。さらにグローバル化によって簡単に世界中に行くことができるし、連絡を取りたいだけなら地球の裏側だって1秒かからずにできてします。時代は我々に多くのものをもたらしてくれるが、広告はどのように変化していて、どのようなメリットを我々にもたらしているのでしょうか?

 

電子化広告の普及はまずは電車から

 

山手線新型車両”E235系”。量産が開始され、この車両を見たことがある人も多いと思います。この車両と広告には重要な関係性があります。それが広告の電子化です。車内広告といえば、中吊り広告や「トレインチャンネル(ドア上部のモニターに映し出される映像広告)」などが有名ですが、他にも網棚の上の部分に広告があったりなどもします。

しかし、この広告は最近安くなってきていると言うわれています。安くなるというのは電鉄会社にしてみれば損な訳で、利益を最大化するには何かを変えなければいけません。そこでE235系は網棚の上の広告を電子化しました。実際乗ってみるとそこには確かに3枚のパネルがあり、紙の広告はありません。しかし、中吊り広告は相変わらず存在していたりなど、、、。

 

スマホ広告と従来の広告では徴収のスタイルが大きく違う

 

車内広告の価格の低下の原因と行っても過言ではないのが「スマホの普及」です。スマホはまだ生まれて10年程しか経っていませんが、世界中に劇的な変化をもたらしました。電車の中にいる人は広告に目を向けることを辞め、スマートフォンに目を向けるようになっていってしまいました。

スマートフォンの広告と一概に言っても、多種多様な広告の掲載方法があります。SNSに混じって出てくる広告、画面下部に表示されるバナー広告、お小遣いECサイトなんかも立派な広告媒体です。

いままで、テレビを無料で見られる代わりに広告が流れることや、電車の運賃が安くなる代わりに車内や駅に広告が設置される「サービス還元型」の広告が多かったのですが、直接広告を見た本人に現金や商品券などで還元される「直接還元型」広告が増えてきているのもスマホの普及が要因です。「目に入る広告」は「目に入れる広告」に変わりつつあるのです。

とはいっても全てが全てそうなることはありません。FacebookやTwitter、Googleの広告がついたWebサイトは広告のおかげで成り立っているわけで「無料でなければ使わない」と言ったユーザーが居ることは確実です。広告はお金を払わない「無課金ユーザー」から使用量を徴収する唯一の手段なのです。

 

AIによる今後の広告の在り方は変わってくる

 

広告は利益追求すれば常に時代の最先端を行かなければなりません―――今の最先端といえばAI、人工知能が挙げられます。最近はスマートホーム化も進み、AIは人間の生活をより詳しく観察できるようになりました。Google等はその情報を活用してよりその人物にあった広告を、よりクリックされやすく、興味を引きやすい広告を打つことが可能になっていきます。これは電車の中の広告とは違い、個人に向けた広告となるのでより効果がある広告になります。これは広告代理店の利益に直結する重要な事項なのです。

広告はただ、広告主に代金を支払い、私達の生活を騒がしくなるものではなく、生活をより豊かにし、経済活動を活発にさせるためのいわば機械の油のようなものなのです。

広告の在り方が変わっているということはそれだけ周りのライフスタイルにも変化が起きているということなので、ビジネスチャンスが近くに潜んでいるかもしれないということなのです。